地震予知に関する話題として、バヌアツの法則が
デマであるのかデマでないのか、日本で大きな
地震があるたび注目を集めています。
しかし、バヌアツの法則は信頼性や確率について
疑問が持たれています。そうした事からも、
バヌアツの法則はデマと言う声もあれば、
デマではないという声があるのが現実です。
この記事ではバヌアツの法則が分からない方でも
分かりやすいよう、バヌアツの法則について
デマなのかデマでないのか、確率や信頼性に
ついて詳しく解説しています。
バヌアツの法則はデマなのか？その信頼性の真相は！
バヌアツの法則について、その信頼性や真実に
疑問を抱く人も多いでしょう。
実際、
バヌアツの法則は科学的な根拠が不明確
で、
確かな予測力を持つかどうかは疑問視されている
のが現実です。
地震予知は非常に困難な課題であり、
地震の発生は複雑な要素の組み合わせによって
行われるため、単純な法則だけでは正確な地震の
予測は難しいのです。
科学的な地震予知の研究は、地震活動や地殻変動の
観測データ、数値モデル、地震学の知識などに
基づいて進められています。
その中でバヌアツの法則は科学的な裏付けが
不足していると指摘されています。
地震を予知していくためには、科学的な手法や
正確な情報を基にした地震予測が重要と
言われています。
専門家や地震研究機関の研究成果や地震情報を
参考にすることがとても大切です。
バヌアツの法則のみに依存するのではなく、
慎重な判断をする必要があります。
そして、地震に関する情報や対策については、
信頼できる情報源や地元の防災対策にしっかりと
目を向けることが大切です。
つまり、現時点では偶然当たっている時もあるが、
当たらない時もあるというのがバヌアツの法則
なんだと理解しておきましょう。
バヌアツの法則とは
バヌアツの法則はデマなのか。信頼性について
お伝えしましたが、あなたは地震予知の１つ、
バヌアツの法則を知っていますか？
知らない方の為に、バヌアツの法則について
わかりやすく解説します。
地震に関するバヌアツの法則とは、
地震予知の考え方の一つです。
バヌアツ共和国という国で大きな地震が起きると
2週間以内に日本でも大きな地震が起こると、
一部で言われています。
なぜこのように言われるようになったかというと
日本でこれまでにおきた大きな地震があった
少し前に、バヌアツ共和国でも大きな地震が
起きていたからです。
バヌアツ共和国で起きた大きな地震のあとに
日本で起きた大きな地震は以下の地震です。
| 日本 | バヌアツ共和国 | 日にちの間隔 |
|---|---|---|
| 東日本大震災M9.1 2011年3月11日 |
ニュージーランド地震 2011年2月22日M6.1 |
17日 |
| 熊本地震M7.3 2016年4月16日 |
バヌアツ地震 2016年4月7日M6.7 |
9日 |
| 北海道胆振東部地震M6.7 2018年9月6日 |
バヌアツM6.7 2018年8月22日 |
3日 |
| 福島県沖地震M7.3 2021年2月13日 |
ローヤリティー諸島南東方M7.7 2021年2月10日 |
3日 |
これらの地震だけではなく、
他にもバヌアツ周辺で起きた地震の後に
日本で発生している地震は多くあります。
しかし、上でもお伝えしたように、
このバヌアツの法則は科学的根拠が不足しており、
確かな予測としては明確なところがありません。
地震予知は本当に難しい課題で、
単純な法則だけでは正確な予測はできないと
言われています。
だから、バヌアツの法則だけを信じるのは
注意が必要ということを理解しておきましょう。
インターネットの普及で誰でも情報が発信できる
ようになったからこそ正確な情報を得る事が
私達にとってはとても大切です。
バヌアツの法則のデマの可能性とは
現時点ではバヌアツの法則にはデマの可能性が
指摘されているところもあります。
上でもお伝えしましたが、
地震予知は科学的な手法と信頼性のあるデータに
基づいて行われるべきですが、バヌアツの法則は
それらの要素が欠けているとされています。
日本とバヌアツ共和国のプレートの動き方が
そもそも違う為、バヌアツの法則はデマという
意見もあります。
日本とバヌアツのプレートの動き方の違い
日本の太平洋プレートは地震が起きると、
フィリピン側へプレートがはいっていくとされて
います。
日本のプレートがフィリピン側に動くのに対し、
バヌアツ共和国の太平洋プレートは、
オーストラリアプレートの方へ動くと
されています。
このプレートの動き方が違う事は理論上
紐づけができないため、
一部の的中例があったとしても、
偶然の一致と見なされることが多いのです。
バヌアツの法則がデマでない確率
バヌアツの法則でよく言われている
バヌアツの法則が当たる確率は、
6～7割ほどと一部でいわれています。
6～7割と聞くと、
「なかなか当たるじゃん！！」
と思ってしまいますよね。
ただ、確率を調べた理論には1％だったという
人もいます。
地震を予知するためには、地震学者による
長年によるデータにもとずいた確率の考え方が
重要とも言われています。
当たった近い年のデータだけをみれば、
上でいう6～7割という結果になるのです。
地震は予測困難な自然現象であり、
完全な予知は不可能とされています。
やはり私たちに出来る事は、
正確な報道機関から正しい情報を得る事が、
地震リスクの管理に役立つということですね。
バヌアツの法則がデマ？というよりも大切な事
現時点でのバヌアツの法則は、確実といえる根拠や
発表といったものはありません。
デマという意見もあればデマでないという意見が
あることをしっかりと理解して、対策する事が
私たちができる地震への対策ではないかと
思います。
では、バヌアツの法則はデマかもしれないし、
デマでないかも知れないといった事を理解した
うえで、私達ができる地震対策はどのような
ことがあるのでしょうか。
私たちができる対策をわかりやすく、
お伝えしていきたいと思います
家庭での地震への対策
家の中には地震の揺れで家具や家電製品が
倒れたりする可能性があります。
それらのものをしっかりと固定しましょう。
災害用品（非常食や水、懐中電灯、ラジオなど）
を備えておくことも大切です。
情報を得られるツールとして携帯があります。
携帯は充電がきれる可能性もありますし、
SNSなどの情報は確かなものかわかりません。
確実な情報機関の情報を得られるように
対策しておきましょう。
また、停電などを考えると電気は遮断されます。
電気がないことはかなり不便です。
小さい子供がいる家庭では、
暗闇だと子供が不安になります。
少しでも子供の不安を和らげるためにも、
小さい明かりでも必要です。
そこでとても役立つのが、
停電になっても使える蓄電池です。
蓄電池は充電しておけばコンセントが使えたりと
かなり便利なものです。
家庭に1つしっかりとした蓄電池があれば、
万一の時に必ず役立ちます。
アウトドアなどでも使う事ができるので
1つ用意しておくことをおすすめします。
地域での対策
地域の防災マップや避難場所の情報を確認しましょう。
- 避難場所はどこなのか
- 避難をする際どのルートを通るのか
地震が起きた場合には、周囲の人々と協力し、
安全な場所へ避難しましょう。
地震の知識をつけよう
地震がどのように発生するかや、
揺れの特徴について見る事も大切です。
地震予知と地震情報を信頼できる情報源から
収集し知識をみにつけおきましょう。
地震に対する対策は予防と備えが重要です。
地震が起きた時には冷静に行動し、
安全を最優先にしましょう。
バヌアツの法則はデマなのか？その確率と信頼性は！まとめ
バヌアツの法則についてお伝えしてきましたが
いかがでしたでしょうか？
様々な意見があるのがバヌアツの法則です。
法則を信じる・信じないよりも、
確かな対策、確かな情報源から正確な情報を得る
ということをしっかりとしていきましょう＾＾
大事な事は私たちの安全です。